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誰も住んでいない実家のこと

伊予柑
 私の実家は40年ほど前に開発された住宅地にあります。

隣接していた山が切り開かれて、新しい住宅地ができたのはここ12、3年ほどのこと。
最近の綺麗な新築が建ち並ぶ高台の麓にある、昭和15年頃の旧新興住宅地です。

住む人たちも歳をとり、空き家も増え、立て替えもちらほら。
昔は、子供達もいっぱいいたんでしょうが、今は静かな町です。
ただ様々な介護施設の車ばかりが、頻繁に行き来しています。

道の脇から階段を10数段降り、途中お隣の門の前を通り、
また10数段階段を降りるとうちの庭に着きます。

庭の入り口に、植えて20年が経つ梅の木があり、向かって右側は隣の塀沿いに
さつき・シュロチク・サザンカが並んでいます。
古い家の前は畑のようになっており、
この畑をリタイアまでの農作物などの練習場にしようかと思案中。

最近は行くたびに
「空家買います」
とポストに不動産屋のチラシが入っています。
昨今、空家問題が取り沙汰されてるように
買い手のないような古い家を残して、子供達に迷惑をかけることはできないので
いつかは処分をしなくてはいけないのですが…

元気な頃は、母がしょっちゅう草むしりをしていました。
市営住宅に移ってからは
「庭がないのが寂しい」
と言います。

若い時には自分から進んで草むしりをしたいなんて思ったこともありませんでしたが、
もう少しこの庭で草むしりをする楽しみを残しておきたいのです。





 

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